隼聖内科クリニック

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腹膜透析療法

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【腹膜透析とは】

腹膜透析(PD)は、末期腎不全の治療法(腎代替療法)のひとつで、腹腔内に透析液を注入して血液中の老廃物や水分を取り除く方法です。

腹膜透析

【腹膜透析の仕組みと種類】

腹膜透析はPeritoneal(腹膜)を使ったDialysis(透析)両方のことで、略して「PD」とも呼ばれます。腹膜とは、肝臓、胃、腸などの内蔵表面や腹壁の内面を覆っている膜のことです。この膜に囲まれた空間を腹腔と呼びます。腹腔内に透析液を一定時間入れておくと、腹膜を介して血液中の老廃物や塩分、余分な水分などが腹腔内の透析液側に移動します。老廃物や水分などが透析液に十分に移行した時点で透析液を体外に取り出すことで、血液がきれいに浄化されます。

腹膜透析

腹膜透析には大まかに2種類(CAPDとAPD)があり、本質的には同じ原理ですが、透析液を貯める時間や回数などが異なり、両者を組み合わせる場合もあります。
CAPD(連続携行式腹膜透析):1日に数回、自分でまたは手動で透析液を交換する。
APD(自動腹膜透析):就寝中など(8~10時間程度)に器械を使用して行う。

【腹膜透析の特徴とメリット】

腹膜透析は血液透析と同様に腎不全の治療法ですが、次のような特徴があります。
[1]血液透析に比べ、残された腎臓の働きを保つことができる。
[2]一日24時間かけてゆっくり透析するため、血圧の変動も少なく、ご高齢の方でも体の負担が少ない。
[3]月に1回の通院で管理されるため、自由度の高い生活を送ることができる。腎臓が機能しているうちは、食事の制限も比較的緩やか。
[4]血液透析よりも疲労感が少なく、透析のたびに針を刺す痛みもない。

血液透析のように週3回、長時間ベッド上で過ごす必要がないため、仕事や生活と両立しやすいことが最大の特徴です。

【当院での腹膜透析診療】

当院の腎臓内科では、腹膜透析をおこなわれている患者様の管理も外来でおこなうことができます。夜10時まで診療しておりますので、日中は仕事をされている患者様もお仕事帰りに受診していただけます。また、腹膜炎等の救急の疾患の場合は、虎の門病院、板橋中央総合病院、日本大学医学部附属板橋病院等と密に連携しておりますので、安心してご通院ください。

「健康診断で腎臓が悪いと言われたけど透析にならないか不安」、「腹膜透析に関してどういうものか話を聞いてみたい」、腹膜透析をおこなっていて転居などで板橋区周辺にお引越をされ通院する病院をお探しの場合など、まずはお気軽にご相談ください。