中板橋駅の内科・腎臓・リウマチ・皮膚科|隼聖クリニック

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リウマチ科

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こんな症状ありませんか?

「朝起きると体の節々の関節が痛い。もしかしてリウマチ?」
「朝起きると手の指がこわばっていて、温めないと家事ができない。」
「最近疲れやすく口内炎や皮疹もできる、ネットで検索すると膠原病の症状に似ている気がする」
「母親が関節リウマチで治療中。自分もリウマチになるのか不安」

こうしたお悩みがございましたら、いつでもご相談ください。

関節リウマチとは


関節リウマチとは、ウイルスや細菌などの異物が侵入した際にそれを排除する免疫がご自分の手足の関節などを攻撃してしまうことで関節の腫れや痛み、動かしにくさを起こす病気です。

症状が進行すると関節が破壊されて変形し、手指などをうまく動かせなくなって、日常生活に大きな支障を及ぼしてしまいます。

関節リウマチの症状が出やすい関節

関節リウマチは手指や足といった体の先端の関節に痛みを起こすことが多いのですが、膝や首などの大きな関節に症状を起こすこともあります。関節痛以外にも、疲れやすさや体重減少、まれに血管の炎症を起こし、発熱、皮膚症状、神経炎、血管の閉塞(梗塞)などを起こすこともあります。

関節リウマチの根本的な原因はまだ解明されておらず、残念ながら現時点では完全に根治する治療法は確立されていませんが、日進月歩で新しい治療薬が登場し、早期発見と治療介入によって症状が完全に抑えられ、痛みを感じずに生活できる方が増加しています。
通院と治療を続けながら症状のない良好な状態を維持してクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を向上させていくことが目標となります。

関節リウマチの診断

問診、触診、痛みなど症状のある関節の数、血液検査、X線検査、超音波(エコー)検査などをおこなった上で、総合的に判断して診断されます。血液検査ではリウマトイド因子(RF)や抗CCP抗体という血清学的検査、炎症の有無や状態を調べるCRPまたは赤血球沈降速度を確認します。
また、関節リウマチによく似た症状をきたす他の病気がないかも確認していきます。

関節リウマチによく似た症状をきたすものとして、以下のようなものがあります。

  • 甲状腺機能低下症
  • 更年期症候群
  • パルボウイルスやインフルエンザなどの特定ウイルスや、梅毒などの感染症
  • その他の膠原病(全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群など)

検査によって関節リウマチの可能性が高く、それ以外の疾患ではないことを確かめた上で関節リウマチと診断されます。
血液検査は早期発見に役立ちますが、これらが陽性にならない関節リウマチも一定数存在し、そうした患者さんにはより詳細な問診や病状経過を慎重に観察することを繰り返しながら診断・治療をおこなっていきます。

治療について

関節リウマチは関節や骨が破壊・変形してしまう病気です。
現在は効果的な治療薬(内服や注射)が登場していますので、できるだけ早く治療を開始して関節の破壊や変形を進ませないことが重要です。治療の基本は免疫抑制薬の内服になります。
患者様とご相談しながら治療目標を決め、定期的に検査をして治療効果や副作用の有無をしっかり確かめ、患者様一人一人に合った治療を提供して1日も早く寛解につながるように努めてまいります。

また、タイミングを見極めて生物学的製剤などの次のステップの薬剤を使用することで効果的に炎症を鎮めることができるようになってきています。

当院では、関節リウマチの寛解を目指す治療を日本リウマチ学会認定 リウマチ専門医が行っています。関節リウマチは丁寧な問診や触診が治療には欠かせない疾患ですから、患者様のお話をしっかりうかがうことを基本に、状態に合わせた治療をおこない、痛みなどをできるだけ早く解消できるようにしています。状態や治療の選択肢などに関しても、できるだけわかりやすい説明を心がけていますので、お気軽にご質問ください。
より高度な検査や治療が必要な場合には、大学病院や基幹病院などをご紹介し、連携しながら治療をおこなってまいります。

リウマチ以外にも関節の痛みなどでお悩みがありましたらぜひお気軽にご相談ください。